昨日(13日)までの大雨・暴風・波浪が落ち着き、一転して凪ぎ。お客さまご不在で恒例の1人ポイントチェックに。「今日はずっと港周りでアマダイ・イトヨリダイのテスト」と割り切り、普段見過ごしがちなエリア開拓がメインでしたが、良型アマダイ・イトヨリダイなどバラエティに富んだ釣果となりました。
6時半の日の出とともに出船。本当は真鶴半島を周って沖合でマダイ・メダイを狙いたい気持ち…も1月後半からどうにも不調。勿論、魚探・ソナーには時折り「らしい」反応はあるものの、もう一つしっくりこない釣行が続く。そんなこともあって、前回悪い感触ではなかった福浦港前の水深50~100mエリアでのアマダイ・イトヨリダイ狙いに切り替え。(「アマダイどう?」というお客さまのご照会もあり、自分の中で引出しを増やしたかったんです(笑))
潮は終始停滞気味で道糸は真っすぐに落ちる。底立ちしてコマセ振り、仕掛け長さ分+αだけ上げて、ボトムスレスレ~2m上ぐらいを狙う。いつもは何かしらの反応あるポイントでもアタリなし。1か所で粘らず、2~3投毎に小移動繰り返してエリアを広く探る。ポツポツとイトヨリダイ・カンコ(ウッカリカサゴ)などが上がるも、どうにも単発的。少しづつ深場へレンジを下げていく。ふと気付くと4~5羽のカモメ(ウミネコ?)に囲まれ、そのうちの1羽が「ここ、ここ(に下せば釣れるよ!)」とばかり声を出してガイドしてくれる。素直に従うとアタリが連発(笑)。イトヨリダイ、アカボラ(ヒメコダイ)がほぼ1投毎に。しばらくすると竿先が「ドン!」。ようやく良型アマダイ(泣きの40cm)が降臨。「ありがとう!ありがとう!」と改めて大感謝。(アマダイと同居していると言われるアカボラが多くなってしまったのはご愛敬でしたが)
相変わらずタフコンディションが続いていますが、今日は前夜までの雨で濁りも入り、魚の活性も少し良くなったと感じられました。まとまった釣果を出すのは難しいかもしれませんが、「コマセアマダイ五目釣り」は、ちょっとしたコツさえ掴めば、ビギナーでも十分に楽しめると思われます。春休み前にご家族皆さまでいかがでしょうか?ご予約お待ちしています!
釣れた魚 (※写真は釣果の一部です)
アマダイ、イトヨリダイ、アカボラ、カンコ、カイワリ、沖メバル他