本日（1日）午後は、リピーターのお客さま（3名）をルアー＆コマセ五目のミックス船でご案内いたしました。コマセによるイサキ・マダイ狙いは大不発でしたが、SLJ（Super Light Jigging）ではソーダカツオ、大サバが1投1ヒットという状況でそれこそエンドレスに釣れ続ける時間帯もあり、初めての船釣りのお客さまでもオフショアの釣りを十分にお楽しみいただけたのではないかと思われます。

港前でのレクチャー後は、イサキ・マダイ狙いで真鶴半島北側、水深20～70mの浅場ポイントへGO。既に僚船他から情報は入っていたものの、兎に角ベイト（小サバ・マイワシ・カタクチイワシ）群がびっしり。びっしり。びっしり。コマセによる餌釣りは仕掛けを落とした瞬間に餌がなくなるか、ベイトが針に掛かってしまっている。少しでもベイト薄めの場所を流して狙っても状況は全く変らず…。

一方、周囲を見渡すと、空中からは海鳥達が海面に突っ込み、また海中からはイーター達が至る所でボイル連発。ボイル近くで5～10cm程度の30～60gのジグを使うと、コマセでのオキアミは食わないのにソーダカツオ・大サバの反応が抜群。フォール、高速ただ巻き、ワンピッチジャーク、シャクリなどどんなリーリングでもバイト！という滅多にないシチュエーションに。ミノーイングも有効。コマセ五目だけの予定だった女性のお客さまにも、急遽私物のジギングロッド・リールをレンタル。船上で簡単に釣り方レクチャー。即実践していただくと「あっ」という間にバイト＆ヒット＆強烈な引き！「魚ってこんなに引くんですね」とにっこりと笑顔。

結果的にルアーだけで、3名さま合計50尾以上はヒットしていたと思います。（が、途中からはひたすらキャッチ＆リリース）魚種的にはソーダカツオ（マル・ヒラ混ざり）、大サバ（30～45cm）だけで、併せて狙っていたハタ類・イサキ・タイなどは顔見せず…でした。（それらしいヒットは何度かありましたが）

7年以上続いた黒潮大蛇行の終息可能性が高い（？）今年の夏～秋シーズン、数年来大不調だった青物（ワラサ・ショゴ・サゴシなど）の「いざ回遊！」に向けて、今日のようなSLJ釣行は事前の手慣らしとしては良いかもしれません。「ゲーミング性の高い釣り」をご希望の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問合せください。

釣れた魚（※写真は船中釣果の一部です。なお、この釣果と同じかそれ以上の魚をリリースしています）

サバ、ソーダカツオ、アジ　他