本日(25日)午前はコマセ五目仕立船でのご案内でした。ご希望により7時出船とゆったりスタートでしたが、朝から終日魚の活性が悪く、釣行中ずっと”厳しさ”を感じさせる釣行となってしまいました。それでも、無風で日差しの強い中、最後まで頑張っていただけたお客さまには感謝の言葉しかございません。
ベタ凪ぎ。「少しでも早い時間帯の方が良いはず」と出船直後から全速力で真鶴半島北側の大アジポイントへ一直線。周辺サーチするとソナー・魚探には予想通りアジ反応。一投目からアタり大アジっぽい引き。残念ながらこれは海面直下でポロリ。これが不運の引き金となってしまったのか、その後は小サバや中アジがポツポツとだけ…。流し変え、エリア拡大しても状況はあまり変わらず、寧ろアタリが減っていく。「先潮で潮も良いのに、この反応でなぜ食わない?」と何度も頭の中で自問自答。お客さまの「アジ希望」に全くお応えできておらず、既に冷や汗。
9時過ぎに沖合へ移動。一旦狙い変更し、チカメキントキ・メダイへ。こちらも駆け上がり斜面に沿って流すいつものパターン。ボトムのベイト層からかなり上目の反応に棚を合わせていただくと、狙い通りアタリ。「本命?」の期待ものかわ、上がってくるのは極太サバ(ゴマ)ばかり。アタリは続くが、どうやってもサバ、サバ、サバ…。再移動決断。
その後は大アジを求めて、定置網沖のディープゾーン、2週間前までポツポツあがったミドルゾーンなどランガンしながら周るも、良型イトヨリやサバに留まる。途中あったビッグヒットは無念のサメ(フトツノザメ)。またフグも多く、PE切れは回避も仕掛け(ハリス)が切られることが頻発。不運が続く日となる。結局、13時まで粘ってみるもののついぞ好転気配がなくタイムアップに…。
せっかくのご多忙の折りお越しいただいたのですが、どうにも厳しい日となってしまいました。潮がまた澄み始める一方、台風で下がっていた水温も再び上昇傾向(28~29℃)とアジ狙いには厳しい一日だったと存じます。それでも予想以上に乏しい釣果で大変申し訳なく感じています。お時間ができましたらリベンジのご来船を心よりお待ちしています。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
アジ、サバ、イトヨリダイ 他