本日(28日)午前は当初コマセ五目乗合船…予定でしたが、他のお客さまが集まらず、結局1グループ2名さまの実質仕立船でのご案内となりました。長らくとものまるにご来船いただいており、こと船釣りに関しては酸いも甘いも極めたお客さま。リクエストにより、前半はアジ→後半はルアー(主にジグサビキ)でのリレー船での出船に。前半は相変わらずツンデレな真鶴アジに振り回され釣果は伸び悩みましたが、後半の福浦港近隣でのルアーは好釣果。ヒラメ、イナダ、カサゴといったイーター達の顔をしっかりと拝むことが出来ました。
5時半集合後、すぐに出船。久しぶりの曇天で太陽は雲に出たり入ったり。北東風が2~3mと涼しさを感じながら一路真鶴半島を周る。沖合の水深80~90mレンジでスタート。潮は先潮(北→南)で割りとしっかりと流れる。朝一はソナー・魚探にしっかりと反応あり。ボトムから浮いていないアジ以外の魚群の上のレンジに棚を指示。狙い通り、早めにアジが上がり始める。とはいえ活性が良いという程ではなくあくまでポツンポツン。型も40cm近いものもあるが今日は25~30cm程度の中アジがメイン。付き物のサバやゲストはなく、ほぼアジというのは助かるものの、徐々にスレ始め9時前に一旦コマセは終了。
次に向かったのは福浦港近隣。先週来からベイト(主にイワシ)溜まりのポイントがあり、その近辺を丁寧に。ベイトは完全にボール状にはなっていないケースが多し。また泳層も時に海面~時にボトム近くとバラバラ。「これはフィッシュイーターが必ず付いている!」と確信。ベイト密度の濃淡に合わせてジグサビキを落としていただく。すると連発とまではいわないまでも、ヒラメ(0.5~1.5kg)、イナダ(30~40cm)が上がり始める。少しでもポイント外れると極端に魚の気配がなくなることから、こまめに周囲をランガン、ひたすらベイトの追っかけ。間もなく11時のタイムリミット…というところで、2名さまともに「ドン!」。最後の最後に良型ヒラメ(1.5~2.4kg)が続けてヒット。にっこり笑顔での納竿に。
ヒラメに加え、ワカシクラスだったブリ若魚もここに来てようやくイナダクラスが顔を見せる(とはいえまだまだ可愛いサイズですが)ようになってきました。今年は秋の早い段階から青物も狙えるのでは?と考えており、また「ルアー(SLJ)を始めてみたい」というお問合せが多くなったこともあり、近日中に何本かレンタルタックルを用意しようと考えています。ビギナーのお客さまでもご興味ある方は、是非お問合せください。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
ヒラメ(船中④、②~②、0.5~2.4kg)、イナダ(船中③、30~40cm)、アジ、カサゴ 他