釣果速報

夏休み最終日の本日(31日)午前はコマセ五目仕立船でのご案内となりました。船釣り初めてのお客さまを含むグループ5名さま(竿は4本)。皆さまレンタルロッド。連日の暑さで赤潮も発生中。魚っ気が非常に低くタフなコンディションでしたが、最後まで頑張っていただき、何とかお土産を確保いただくことが出来てホッとしています。何より誰かの竿にアタリがあって魚が釣り上がると、全員で祝福し合えるお仲間達。皆さまの素敵な笑顔にこちらもすっかり嬉しくなってしまいました。

無風に近くほぼベタ凪ぎの海上。スタートは福浦港前。先ずは「釣り方教室」の開講でタックル(道具)や仕掛けの扱い方などのレクチャー。直ぐにご理解いただく。最初は水深60m前後でのトライ。イトヨリダイ、サバが上がるがポツポツまで。

7時過ぎ「アジ狙いは早い時間帯の方がベター」と考え、真鶴半島を周り、沖合へGO。深めのレンジに下していただくと予想通り大アジ降臨。ところがその後が続かない。最近多いカガミダイのみ。ややポイントずらしたり周囲サーチの範囲拡げながら中アジを追加していくが、それでも反応の割りにはアタリが乏しい。何度か流し変えするもとうとうギブアップ。

9時頃には三石沖へ。駆け上がり下のベイトゾーン上ではシキシマハナダイが全員にヒット。その後駆け上がり中段~上段で大き目の反応発見。上目に棚を合わせていただくと一斉に竿が曲がる。本命(チカメキントキかメダイ)を夢見たものの、ここから極太のゴマサバラッシュ。アタリが頻繁に続き船内はにわかに活気づくも、どうしても本命の顔は拝めず。

最後に再び福浦港前で船を流すも、ここでも中アジ、イトヨリダイの追加だけでタイムリミットに。

今日も一カ所で粘らずまめに移動を重ねましたが、やはり全体的に釣果は落ちていると言わざるを得ません。大アジはムラあり、またマダイも1kg程度の小型が時折り姿を見せてくれる…に留まります。赤潮発生とも書きましたように高水温に加えてここしばらくまとまった雨もなく「水が循環されていないか?」という印象です。明日からは9月。文字通り「ツキ」が変わるのを期待したいところです。ご予約お待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

アジ、サバ、イトヨリダイ、カガミダイ、シキシマハナダイ 他