釣果速報 ①

本日(2日)午前はお1人さまでしたが、コマセ五目船でご案内させていただきました。リピーターのお客さま。「午前はコマセ五目、午後はルアー(SLJ)の日通しで出来ないか?」とのご要望でしたが、正午頃から強風注意報発令(南西風6m以上で白波立つ)ということもあり、ご相談のうえ午前のみの出船とさせていただきました。朝一は潮も流れており、一投目から大アジ、二投目は大アジダブル…と好スタートを切れたものの、その後は潮も魚の食い気もパッタリと止まり気味で大苦戦。それでも実績ポイントを丁寧に探った結果、良型メダイ、イトヨリダイ、ウマヅラハギなどをしっかりゲットいただくことができました。(特にメダイは、この夏なかなか顔を見せてくれなかった為、船長として嬉しさもひとしおのものがあります)

5時半過ぎ出船。6時過ぎからスタート。先ずは大アジ狙い。現場サーチすると、ソナー・魚探には、ベイト群の周囲にボトムから浮いたポツポツの影。「ホイ発見!」と棚指示、仕掛け下したいただく。案の定一投目、二投目と連発。型も余裕の尺上。先潮(北東→南西)⇔南~西風で丁度つり合い、船も止めていられる。「今日は勝ち確」と思った矢先から、パッタリとアジのアタリが止まる。サバ、イトヨリの追加こそあれど、餌取り(サクラダイなど)もまた多く些か辟易。8時過ぎここから少しずつ沖合、沖合へと移動開始。

9時過ぎ。沖合駆け上がりゾーン。水深は80~100m。ボトムに陣取るシキシマハナダイの群れから意図的に離し、かつ棚も上のレンジで待っていただく。何度か流していると点状の大型魚の反応が入り始める。「チャンス到来です」とマイクに手を掛けようとしたそのタイミングで、お客さまの竿にズドン!、ファイト開始。ゆっくりと時間を掛けていただき、ようやく波間に上がって来たのは極上のメダイ。タモから尾がはみ出るほどの大きさ&横にもぷっくりと。続けて二匹目の泥鰌ならぬ二匹目のメダイ狙うも、その後はその反応も徐々に薄くなってしまう。ウマヅラハギの追加のみ。

最後に三ツ石沖合でメダイ、キントキダイ狙うも、今日は恒例のサバすらなく静かな終盤に。このまま11時過ぎのタイムアップに。

残念ながら、現状は水温が高いこと、水が澄み過ぎていることなどで全体的に釣果は高いとは言えません。それでも、時折り”プチ爆”があってしっかりお土産持たせてはくれます。今週央にはようやくまとまった雨が降りそうであり、海の攪拌に期待しています。ご予約を心よりお待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

メダイ(①、3.8kg)、アジ、サバ、イトヨリダイ、ウマヅラハギ、沖メバル 他