本日(23日)午前はコマセ五目仕立船。4名さま(竿数は3本)のご案内となりました。数日前まで台風19号接近が報じられ、そもそも出船が危ぶまれるも、昨日までの北東風は止み何とか海に。とはいえ、予想以上のウネリ(1/3周期が一時12秒以上)が押し寄せるタフなコンディション。ポイントも限定的であり、ここ数日の不調もあって「大苦戦覚悟の出船」でしたが、いざ仕掛け下していただくと、ほどほどにはアタリあり!船釣り初めてのご家族皆さまにも大アジ、良型イトヨリダイが上がり、船中は終始賑やかな釣行となりました。
ご要望により9時集合、即出船。4名さまのうち1名さまを除き初の船釣り、オールレンタルということもあり先ずは福浦港前で釣り方教室開催。午前中は北東風残りそう…との予報もあって、しばらくは風裏の半島南側の福浦港界隈ミドルレンジ(水深60~80m)でのサーチ。ソナー・魚探反応は薄く、時折り魚が入ってきても小さい群れで足も速め。さはさりながら、群れが入る都度ポツポツと大アジ、サバ、イトヨリダイと顔は見られる。
最低限のお土産揃ったところで、今度はディープゾーン(水深80~100m)へ移動。アマダイ中心に底物狙いへ。直ぐにイトヨリダイが上がるも、その後はサメ、サメ、サメ(フトツノザメの50~100cm)。一瞬は「大アマダイ!」と期待させておきながら、絶望に落とされる(泣)小移動しても状況が好転せずすっかり辟易。このポイントからは撤退。
13時過ぎ北東風が治まっているのを確認して、三石を周る。半島北側の沖合ポイントへ。潮は先潮(北→南)でゆったり。濁りもあり。この1週間程度の中ではまだ反応はありそう。ボトムの餌取りの小魚(ハチビキ、サクラダイなど)層の周辺やそのアップレンジを探っていただくと、中~大アジ、サバ、イトヨリダイが飽きの来ない程度にはアタる。大アジの竿3本同時ヒットもあり、気付けばクーラーいっぱいに。ただ14時半過ぎまで粘ったものの、「何とかマダイを!」のリクエストにはお応えできなかったのは残念。(今夏は昨年に比較して、極端にマダイが難しいです…)
現況です。昨日は海に出ていないのですが、一昨日までの絶望的状況からは好転した気がします。特にウネリによる影響もあって、水温が下がり(約1℃)、濁り入ってきたことがその要因かもしれません。迷走台風19号の行く先も、どうやら日本のはるか東の海上に抜けていきそうな予報で固まって来ました。今週末以後はもう少し魚の活性が高まることを期待しています。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
アジ(25~44cm)、サバ、イトヨリダイ 他