釣果速報 ①

本日(24日)午前はコマセ五目仕立船。リピーターのお客さま2名さまのご案内でした。それなりに悪天候は予想されたものの、徐々に落着く方向感とのこと。ところがお客さまとご相談の末「風裏ポイント限定」で出船したものの、蓋を開ければ、強風(北東、突風10m以上)・雨・ウネリ・早い潮…と4重苦。気温も下がり、震えながらの釣行となってしまいました。魚の活性も実に低く、(ソナー・魚探に)姿は映れどなかなか口は使わずの時間帯が長いこと。それでもお客さまの熱意に打たれたのか、アマダイ(20~38cm)、イトヨリダイ、カイワリなど夜のおかずには困らない程度の釣果は上がっています。

電車でお越し…ということもあって7時集合のゆったり出船。定刻通り港を立ち、最初は港前ポイントへ。小アジ、小サバっぽい反応。青物の可能性も視野に入れ、先ずはコマセで攻めていただく。ところがこれがうんともすんとも。数回流して小アマダイ1尾だけ。大きくポイント移動。

次の定置網近くポイントではイトヨリダイなどが上がるも、アタリそのものが絶望的に少ないのは変わらず。状況打破の為、三ツ石近辺まで様子見に赴くも、それなりのナライ(北東風)で白波まで立っている始末。色々と悩んだ末、「アマダイ狙い」に切り替えていただくことに。水深70→80→90→100→110→120mと10m刻みで少しずつレンジを下げながら、ショートランガンで探る。するととあるレンジでようやくアタリが出始め、ポツポツながらアマダイ、カサゴ、アカボラ(ヒメコダイ)などが顔を出し始める。アマダイはMAX38cmに留まるも、それでも早潮に対してガン玉打ったりなどの工夫の成果。また、本格的にアマダイ狙ったのは初めてというお客さまにも尺上が降臨。何とか恰好はついた状況に。

その後は港前近辺に戻り、チカメキントキ、カイワリ、ヒラソーダカツオなどを追加も、いかんせんアタリが乏しい。また気温も上がるどころか、むしろ下がり始め、釣りのテンションもトーンダウン。それでも沖上がり13時45分まで粘っていただき納竿に。

今日は、「何とかそれなりサイズのアマダイが釣れたのは良かった」の一言に尽きます。というより、このバッドコンディションで最後まで熱意を持ってボトムノック→誘いを続けていただいたお客さまには実に頭が下がります。寂しい釣果となってしまったのはひとえに船長の努力不足にて大変申し訳なく存じます。次回までには色々と引出しを増やしますので、またのご来船をお待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

アマダイ(①~④、20~38cm)、イトヨリダイ、カイワリ、ヒラソーダカツオ、カサゴ、アカボラ 他