釣果速報 ①

本日(7日)午前はコマセ五目仕立船、船釣り初めての方3名さまを含む6名さまのご案内となりました。少し風とウネリはあるものの、この時期にしては暖かい陽気。釣りにはベストに近いコンディション。一方、アタリが乏しく大苦戦した今月2~3日以来のコマセ五目…ということもあって、正直なところ恐る恐るでの出船。ところが少し潮に濁りが入ったからか、入れ食いとはいかないまでもアタリが頻発。時にメジ(弊船はオールリリースにご協力いただいています)、シイラなどのお邪魔が入り船内でお祭り騒ぎが起きることもありましたが、イナダ、大アジ、大サバ、ヒラソーダカツオなどがしっかり。皆さまのクーラーボックスがお土産満タンとなっていました。

ご要望により通常より1時間遅い6時半集合。こうした柔軟対応出来るのが弊船の強み。出船後、早速沖合でビギナー向けレクチャー。エサ(沖アミ)の付け方、コマセ量、電動リールの使い方、棚の取り方、待ち方などなど要点を絞ってのご説明。いざ実践へ!

去年の日誌を紐解き狙った真鶴沖合のポイントに入ったのは7時半前。既に僚船が先行しており、ポツポツと釣れている様子がわかる。ソナー&魚探チェック。ボトムにベイトがびっしり。その周囲を青物っぽい気配が出たり入ったり。またベイトのアッパーレンジには大アジかサバと思しき姿が漂う。潮はあまり動いていないものの悪くない印象。早速仕掛けを投入いただくと直ぐに反応。アジ、サバ、メジなどが上がる。その後もポツポツと船内誰かの竿にアタリあり、ヒットしている状況が続く。船中一斉ヒットの結果、6名さまのうち4名さまで同時お祭り…といった悲劇もあったが、徐々に慣れてきたお客さまのご協力あって同ポイントのタイムリミット(11時)まで順調な展開。

福浦港界隈に移動。直近ルアー船で目星を付けていたポイントを丁寧にサーチ。こちらでも魚の活性が悪くなく、ヒラソーダカツオ、イトヨリダイが上がってくる。胴の間の紅一点のお客さまの竿にドン!竿先が叩かれ、ドラグも出されている。ドラグを少し緩め、巻上げスピードも調整。マダイ?と確信していたが上がってきたのはでっぷりイナダ。今日一番のサイズ。なかなか紅い本命(マダイ)に遭えないものの、「魚も誰の針に掛からなければいけないかよくわかっているなぁ」と感心。(笑)

現況です。なかなか渋かった真鶴沖合でのコマセ五目ですが、薄濁りが入り魚の活性も良化したようです。勿論全てのポイントにおいてヒット連発…とはいきませんが、中~大アジやサバが食いだしたところから、確実に変化を感じます。僚船ではメダイも釣れ始めました。

一方、ベイトが多数入っていた福浦港界隈の青物はベイトが散って、少し大人しくなった感じはあります。

いずれにしても毎日毎日変化とムラはありますが適宜レポートいたします。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

アジ、サバ、イナダ、ヒラソーダカツオ、イトヨリダイ 他