釣果速報

本日(20日)午前はコマセ五目乗合船でのご案内でした。

相変わらず澄み切った潮…。大アジを狙ったポイントは不発で雲行き怪し…のスタートも、早めにポイント移動を決断、先潮(北→南)がしっかりと効いているポイントで粘った結果、マダイ(1.2kg)、メダイ(1.8kg)、チカメキントキ(0.6kg)などがヒット、大サバ(冬マサバででっぷり)に悩まされながらも、アタリは相応に続いてくれました。また福浦港側では最近恒例となったアマダイ、イトヨリダイに加えてホウボウなども顔を見せてくれ、上がってみれば数こそ多くはないものの、魚種は「5目」どころか10目近くとなり、実に多彩な釣果となっていました。

5時45分集合。最近は6時回らないと真っ暗。薄明るくなったところで出船。福浦港前で多少時間を要した後に真鶴半島北側へ。先ずは大アジ狙いから。ベイトが相応に多い。2流しするがソナー・魚探反応の割りに全く口を使わない。「今日もこのパターンか…。恐らく厳しい日になりそう」と早々に嘆きが出る。直ぐに沖合へ移動決断。

ランガン開始。1、2箇所目は不発。3箇所目の駆け上がりポイント。ここでソナー・魚探に反応が出始める。潮は速め(0.6~0.8kt程度)だが先潮が効いており期待感は高まる。1投目からドン!手巻きリール&緩めドラグを引っ張りながら上がって来たのは真紅の本命(マダイ)。1~2投毎に船を流し変える必要あるが、その都度メダイ、チカメキントキが続く。但しまとまって釣れないのがやや寂しい上、アタリメインは大サバだったのは少し残念。またアンノウン(正体不明)のビッグヒットもあったが、こちらは無念のフックオフ。(丁度魚探に筋状反応あったので大型メダイ濃厚)

11時となり、福浦港側へリターン。お客さまご要望により13時半までの延長戦スタート。ここのところ割と好調なアマダイメインに切り替え。ミドルゾーンで早速アマダイ、イトヨリダイが上がり、「今日も順調かな」の予感はものかわ、その後は苦戦気味。風も止まり、潮が全く動かない時間帯に突入。ポイントを転々と重ねながら、徐々にレンジ(水深)を下げてトライするも、こと本日に関してはゲスト(アカボラやトラギスやカサゴ類など)を含めてアタリが少ない感じ。それでもアマダイ追加やホウボウといった底物のヒットはポツポツとあり、何とか恰好はついて納竿の時間となる。(そういえば見たことのないカニ(多分ワタリガニ系?)がオキアミにヒットしていました)

本日はコマセはまあまあ、アマダイ不芳となってしまいましたが、どうしても魚種によって釣れる条件や「時合い」がありますね。残念ながら、半日間ずっと釣れ続けるというのは1年に数回あるかないかのレア事象です。従って、アタリの少ないアイドルタイムと魚の食いが立ったチャンスタイムを見分けて、力加減を配分してみることや、またポイント移動直後の第1投目は釣れる確率が比較的高いので、船長合図と同時に素早く仕掛けを投入、普段より少しだけ集中して探ってみることなどが釣果を伸ばすコツではないかと思います。

釣れた魚(※写真は2人の釣果の一部です)

マダイ(1.2kg)、メダイ(1.8kg)、チカメキントキ、マサバ、アマダイ、イトヨリダイ、ホウボウ、アカボラ(ヒメコダイ) 他