釣果速報

本日(24日)午前はルアー(SLJ)乗合船でしたが、結局1グループ2名さまだけの実質仕立船でのご案内となりました。スタート直後にビッグヒットがあったのですが痛恨の水面バレ…。その後ベイトが散逸し、青物が厳しくなった為、早めにポイント移動を決断。ランガンに徹した結果、何とかホウボウ、カイワリといったゲームフィッシュの姿を見ることができています。

先週の小田原方面へのプチ遠征が好感触…だったこともあり、スタート前にお客さまとご相談。「①真鶴~福浦港界隈での底物狙い、②小田原方面での青物狙いのどちらにいたしましょう?」→「どちらも甲乙つけ難いので中間で!」とのご要望。前半2~3時間は②、後半2~3時間は①でのプランニングに決定。明るみ始めた丁度6時に出船。先ずは②で一路小田原方面へ。

6時半過ぎにポイント到着。他港の船団から離れ、周囲をサーチ。ソナー・魚探反応は悪くない。ミドルからボトムにそこそこベイト。そしてそれに付いた青物気配もあり。お客さまをブリッジにお呼び立て。ソナー・魚探反応を実際にご覧いただきながら、「この場合は『水深●m、ベイト反応は●~●m、巻上げは●mまでです』というようにご案内します」とご説明、ご理解いただく。

直後にドン!ミヨシのお客さまのロッドが満月。ゆっくりとファイトいただき、海面に浮上してきたのはイナワラ~ワラサ級の青物。タモ網持って横で待機も、よく見るとフロントフックが外れリアフックがかろうじて背びれに掛かっている状況。反転され「あっ!」と思った瞬間にフックオフ。無念…。

その後は徐々にベイトが消えていき、合わせて青物気配も希薄に。船の流し変えや周辺サーチも芳しくなく、結局予定より大分早い7時半頃には大きくポイント移動、①へ。

福浦港界隈に向かう途中の岩礁帯や砂礫ポイントでは、毎度恒例のサバフグやエソに悩まされるもホウボウがヒット。冬が近づいてきてもホウボウはいつも元気、元気。一方、もう一つのターゲットだったハタ類やカサゴといった根魚は今日は不在。

また福浦港界隈でも同様で、こちらでも根魚はなく、ホウボウそしてカイワリだけに留まる。こちらに戻ったのが10時過ぎ。大潮の下げ半ばで決して潮が止まる時間帯ではない筈も、何故か全く潮が動かない。無風状態でもあり、海面はまるで湖の様相。

時間を20分延長させていただき、何とか追加を狙っていただくも魚からの応答はなく(除くサバフグとエソ)そのまま11時20分沖上がりとなる。

朝一の反応とビッグヒットがあった時点で、「行けるな!」と勝利を確信していたのですが、思いがけなく寂しい釣果となってしまいました。ルアー経験は私もそれなりに長いのですが「最初のワンチャンスを逃すと、その後が厳しい」というのをこれまで幾度となく経験しており、本日に関してはまさに自分の経験則通りの悪い展開となってしまいました。とはいえ水温も未だ20℃近く、ルアーの大型ターゲットフィッシュもまだまだ熱い状況です。リベンジのご来船を心よりお待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

ホウボウ、カイワリ 他