本日（2日）は昼中（10時集合→16時帰港予定）仕立での出船となりました。常連の2名さま、諸々の事情によりリスケが重なっていましたが、天気・海況も落ち着きようやく無事出船。ご希望の釣りものをお伺いすると、「メダイ、アマダイ、オニカサゴ。そのポイント、ポイントに応じてやります」とのこと。プランニングに少し頭を悩ませましたが、時間を区切りアマダイ→メダイ→オニカサゴの順番で巡っていきました。どこも「渋～い」感じは相変わらず。メダイを狙ったコマセ五目こそチカメキントキ、イトヨリダイだけと消化不良でしたが、アマダイは2名さまともにマルチ達成、オニカサゴは1.0kgオーバーの良型がしっかりと上がっています。

10時集合後、直ぐにスタート。先ずはアマダイから。福浦港界隈のシロアマダイポイントで。初手からアマダイが顔を出すもやや小ぶり。10ｍずつレンジを刻んで狙うがシロアマダイはお留守。次の福浦港沖合へ移動。

こちらでもアマダイ、良型イトヨリダイが上がる。但しゲストも含めてアタリは少な目で低活性、ポツリポツリという感じ。東～北東寄りの風に対し、潮はカシマ（南→北）で速め。あまり食いが良くないのもこれが原因か。

13時半となり、メダイ狙いに切替え。真鶴半島を周った真鶴沖合の潮も先程のポイントと同様。この潮だとどうしても魚の活性が高まらない。フラットなポイント、ディープゾーンからの駆け上がり、ミオなどを流し、手を変え品を変え探れど、チカメキントキや小カサゴぐらいの釣果のみで、本命メダイはソナー・魚探反応すらなし。（昨年はこの時期実績あったのですが…このポイントちょっと重症感あります）

14時半からは、最後の希望を託してオニカサゴ狙いへ。沖合の駆け上がりでアベレージサイズのオニカサゴ、アヤメカサゴなどの顔を見た後、少し移動した別の駆け上がりでドン！根に潜られている様子も、そこはお客さまのテクニック、少し待って引っ張り出して上がって来たのは40cmを優に超える真紅の立派なオニカサゴ。（後で測定したら1.2kgでした）夕暮れ近付くが、少し延長させていただき粘るも残念ながら追加はなく16時に納竿。

今日はお客さまがご持参された「ホタルイカが良かった。アマダイ以外はイトヨリダイも含めて全てホタルイカで釣れた」とのこと。今（秋）シーズンはずっとコマセ五目の苦戦が続いているのですが、厳しい時こそ他の釣り船やアングラーとは違った釣り方（エサや仕掛け）でトライするのも悪くはないかな…と感じ入りました。

弊船の仕立船でしたら、他港船と異なりお客さまの様々な釣行や釣り方ニーズにも柔軟に応じられることと存じます。12月は土日もまだまだ「ご予約受付中」です。どうぞお気軽にご照会ください。

釣れた魚（※写真は釣果の一部です）

アマダイ（②～③、最大35cm）、オニカサゴ（船中②、最大1.2kg）、イトヨリダイ、チカメキントキ、アカボラ（ヒメコダイ）　他