本日(7日)午前はルアー(SLJ)乗合船。リピーター3名さまのご案内でした。小田原方面までプチ遠征も、先週から比べるとすっかりベイト(とそれに付く青物などのフィッシュイーター)が薄くなり大苦戦。予定より早めに真鶴沖合での青物、福浦近隣での根魚・底物と別のターゲットに切り替え。リターン先でもかなり渋かったのですが、大型チカメキントキ、ホウボウ、メジ(黒マグロ若魚。こちらは全部リリースいただきました)といったゲームフィッシュ達が、ロッドを絞り込みルアーゲームを楽しませてくれています。
5時45分集合。お客さまから事前にリクエストを受けていた小田原方面へ直行。先週の遠征では、6kgオーバーワラサが2本(ビッグヒット多数)出たエリア。「今日も何とかなるでしょ!」とエリア到着後お気楽にベイト群をサーチするも、「あれだけ居たのに一体全体何処行っちゃったの???」の状況に愕然(冷や汗)。それでもこまめに船を回して小さなベイト群を追いかけたり、通り道ポイントで待つも一向に気配がない。丁度満潮時で潮も動かず。わずかながら入ってきたベイト(20cm位のウルメイワシ)がジグサビキのサビキに乗ることはあれど青物が付いている感じはなく、2時間程で退散。
真鶴沖合へ向かう途中で根魚狙いでブラつくもこちらもホウボウ、エソだけ。かなり息苦しい展開。真鶴戻るとイルカの群れに遭遇するハプニングがあり、狙っていた所とは違うポイントへ入ることに。昨日同様に先潮(北→南)が速い(0.5~1.0ノット)。ベイトも偶に通り過ぎる。僅かながらの希望を持って青物狙いでジグを落としていただく。ドン!のヒットがポツポツ続くが、残念ながら1.0~3.0kgほどのメジ(オールリリースです。為念)。それでも何度か流していると1.0kg近い大型チカメキントキがヒット。「ルアーで釣れる魚」と物の本には書いてあったが、実際にとものまる(のルアー船)では初フィッシュ。今後はスロージギングでメダイと合わせて狙ってみるのもありかと。
11時を回り、福浦近隣へ移動。11月以後は青物不在を確認していた為、こちらは根魚・底物中心にシャローゾーンを狙っていただく。あれだけ居たフグの邪魔はなくなって釣りはし易くなったものの、根魚の姿なく辛うじてホウボウを追加するだけに留まる。プチ遠征で時間が掛かってしまいご迷惑を掛けてしまったことから、12時まで延長し、最後の最後まで粘っていただくも無念のタイムアップに。
しばらく賑わっていた小田原方面も他港の釣り船釣果などを見ると徐々に厳しくなってきているようでしたが、実際にこの目で確認するとより厳しさを感じさせました。一方、真鶴沖合ポイントは昨年のこの時期もワラサやマダイが回ってきて実績を上げることができています。この後のルアー船は、引続き幅広く海上パトロール&情報集めて、1エリアにとらわれ過ぎずに少しでも勝負出来そうなポイント中心に回っていこうと思います。
Activeなチャレンジャー、お待ちしています!
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
チカメキントキ、ホウボウ、ウルメイワシ 他
