本日(11日)午前はルアー(SLJ)&カワハギリレー乗合船、リピーター2名さまのご案内でした。福浦界隈が弱い南~南西強風予報で出船が危ぶまれましたが午前中は何とか持ちこたえ比較的穏やかな海況での釣行。前半戦ルアー(SLJ)では良型ホウボウがしっかり。これに大型カンコ(ウッカリカサゴ)も色添え。後半戦カワハギも「ほぼ初めて」とのことでしたが、何とか2名さまともにマルチ達成。釣行中に話題となったメニュー「ホウボウ薄造りのカワハギ肝和え」の食材ご提供を無事に実現できました!(笑)
5時45分集合も薄明かりが差し始めた6時過ぎに出船(冬至(今月22日)が近付き日の出遅いです)。ほぼ無風で波も低く凪ぎ。但し11時頃からは10m以上の南西強風予報。予めお客さまとご相談の末、11時沖上がりにご了承いただきテンポ良く周ることに。
前半戦は福浦港界隈でのルアー(SLJ)から。浅場岩礁帯周りの根魚狙いは不発、エソだけ。次に回った砂泥地も潮が止まっておりやや苦戦も、ポツポツとホウボウが顔を出す。型は25~35㎝とアベレージ以上。水温が先週よりも0.5~1.0℃程度低下(本日は概ね19.0℃)で全般的に魚の活性が落ちるも、ホウボウだけはこの時期でも元気。ジグに良い反応。もう少し釣果伸ばせそう…ではあったものの、8時過ぎリクエストにお応えして深場を目指すことに。
移動先は真鶴半島北側沖合。ウネリが少し出始めている。まだ大丈夫と思いきや、予想以上に潮(カシマオカ、北東風に船首を向けて東→西)が速め。1~2投毎に船を流し変え。道糸が引っ張られルアーの着底把握も難しい。それでも数度流すとミヨシのお客さまの竿が絞り込まれ、大型カンコを追加。スロージギングで狙ったチカメキントキやメダイっぽい反応は終ぞ魚探・ソナーに映らず…。9時にギブアップ。
後半戦は半島周りでのカワハギ。いつものように、根回りやそこから連なるフラットポイントを探るショートランガンで。割りと早めに1枚目が上がるが、その後がなかなか厳しい。見ている限りアタリは多いもののしっかりと針を飲む感じではなく、ついばまれているうちにエサ(アサリむき身)落ちが続いている様子。ベラ、フグ、キタマクラなどの餌取りも多い。それでも徐々にコツ(垂直気味に25~30号錘を着底→着底のまま叩き→ステイのメソッド)を掴まれてからはポツポツと。実釣は約2時間で皆さまがマルチ達成(残念ながらバレも多めでしたが…)。10時半頃から南西風で遠くには白波。少し早めの沖上がり。
ルアー(SLJ)は手慣れたお客さまでしたが、カワハギはほぼ初トライ。「念願のカワハギが釣れて、良かったです!」とご丁寧なお言葉をいただきました。ビギナーには難易度高めのターゲットですが、どんな魚でも最初の1枚の壁を乗り越えると「新しい世界」が見えてくるものです。引続き、チャレンジャーをお待ちしています。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
ホウボウ、カンコ(ウッカリカサゴ)、カワハギ(②~②、20~25cm)
