釣果速報 ①

本日(14日)午前はカワハギ仕立船、とものまる2回目のリピーター6名さまグループのご案内でした。

今季ワーストの実に厳しい釣行となってしまいました。前夜からの大雨が10時半頃まで残り、また北寄りの風が強く真鶴半島南側の風裏ポイントに終始張り付いている状況。加えて水温もこの1~2日で1℃ほど低下。ゲストのアタリすら寂しいタフコンディション。本命(カワハギ)のやる気はすっかり萎縮。それでも半島先近く~福浦港界隈の根回りとその周辺中心にランガン、丁寧に探っていただくとポツリポツリながら顔を出し、竿頭(2名さま)は何とか片手(5枚)までは数を伸ばしていただけました。

大雨でいつも以上に薄暗い6時20分出船。岬近辺の実績ポイントからスタート。一投目から2名さまにヒット。しかし「本日も何とかなるかなぁ」との思いは、あっという間に雲消霧散。船を流すラインを微妙にずらしたり、レンジを変更したり、根の近くをタイトに攻めてみたりとあの手この手。もちろんポイントもずっと同じではなく数流し毎に小移動、少しでもやる気のあるカワハギをひたすらサーチするも、ゲストのアタリも少ない。

カワハギの「ツンツン」(ツンデレのツンです。為念)状態はずっと継続。予報に反して強めの雨(2~5mm、1時間毎)も降り続き、北東風も終始5m以上。寒さから体調を崩されるお客さまもいらっしゃる…。

10時半に幹事さまと一旦ご相談、11時の早め切り上げということになるも、この時間帯からようやく日が差し始め、風も弱まる。海上も穏やかな雰囲気になってきたこともあって、「もう少し頑張ってみましょう」とのご提案をいただく。ローな気分をリフレッシュさせてリトライへ。

11時からはポイントを福浦港界隈へ。完全砂地というよりも、崖から下がり切ってフラットになっている砂礫地帯のポイント(水深は●m)。過去にあまりトライしたことはなかったものの、時合いもあったのかポツポツとヒット。それまで1枚だけだったお客さまに続けて4枚追加。型も良く20cmは下回らない。MAXは28cmの肝パン。ゲスト(ベラ、キタマクラなど)のアタリも多かったり、やや根掛かりは多かったものの、それらを飲み込んで「時にはチャレンジも必要」と痛感したところでタイムリミット。正午過ぎに納竿。

全くのビギナーの方はともかく、悪くても皆さま片手(5枚)程度までは数を伸ばせていた今季ですが、こと本日は大苦戦となってしまいました。それでもこの悪い海況下、お時間延長のご提案&最後まで絶え間なくタタいて釣果を出していただけたこと、お客さまには深謝の言葉しかありません。

2月位までシーズンは続きます。またのリベンジを心よりお待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

カワハギ(⓪~⑤、20〜28c。⓪はご体調不良の1名さま)