釣果速報 ①

本日(27日)午前はコマセ五目&ルアー(SLJ)のミックス乗合船でのご案内でした。コマセ五目は1名さま、ルアーは4名さま。コマセ五目のお客さまに合わせたポイント選択&ペース配分の転戦。コマセ五目では渋い…ながらもマダイ、アマダイなどが顔を出してくれましたが、ことルアーは大苦戦。ベイトが薄く沖合の青物やシャローゾーンの底物といった11月まで賑わっていたポイントがすっかり沈黙。お客さまの頑張りの結果、オオモンハタ、カサゴ、鬼カサゴ、クロムツといったゲームフィッシュ達のバイトは味わえるもお寒い釣果となってしまいました。

6時過ぎに出船、昨日とは打って変わって静かな海域を真鶴半島北側へ。マダイ、アジポイントをサーチ。ベイトは50mゾーンからボトムに散在も、どちらかと言えば薄め。コマセ五目にもアタリないことから直ぐに沖合へ。

沖合ではマダイ、メダイ、チカメキントキ狙い。潮は北東→南西のやや先潮でゆったりと流れており悪くない印象。ルアーにも青物・根魚いずれも可能性あるので時間を掛けて何度も流す。コマセ五目のお客さまに早速ヒット。上がって来たのは特大ウマヅラハギ。引きからはてっきりマダイ確信も少し残念(肝パンで美味そうでしたが)。その後にもう一度ドン!こちらは「大き目のチカメキントキ?」も、浮いてきたのは本命マダイ。最近多い1kg級の食べ頃サイズ。

ルアーは厳しい。ベイトが殆ど見当たらず、活性高ければフォールでも喰うことのあるサバやメジなどの反応もない状況。青物類は全くの不在。但しボトムで小さいながらもカサゴ、鬼カサゴなどの顔は見られる。

いつもより早めの10時過ぎに諦めて、福浦港界隈へリターン。こちらでもコマセ五目ではイトヨリダイ、アマダイなどがポツポツながら上がってくれアタリも多くなってくる。日が高まり(水温が少し上がった結果)徐々にエンジンが温まってきたか?。

ルアーは相変わらず極寒の状況。皆さまボトムを丁寧にサーチ、ピッチやジグ種類も工夫していただくなど「あの手この手」で攻めていただくも魚からの返信がままならない。11時を回って時間延長。コマセ五目のお客さまにもご諒解いただき、ルアーのお客さまに合わせてランガンさせていただくことに。シャローゾーンからレンジを下げ、何カ所か回った後のミドルゾーンの根回り。やっとここでライトロッドが曲がる。両舷のお客さまにオオモンハタがWヒット。但し、残念ながらその後は音沙汰なく、タイムリミットに。(泣)

現況です。コマセ五目も決して好調とは言えませんが、マダイ、メダイなどの顔が全く見られない日は少なく、やや深場(水深70m以上)の実績ポイントをじっくり待つことでチャンスはあります。一方ルアーは厳しい感じです。ベイトが11月に比べると圧倒的に少なく、また散発的に見つかったとしても青物が付いている感じもないです。暫く様子を見た方が良さそうな印象です。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

コマセ五目:マダイ(①、0.9kg)、ウマヅラハギ、アマダイ、イトヨリダイ 他

ルアー:オオモンハタ、カサゴ、鬼カサゴ、クロムツ 他