本日(6日)午前はルアー&コマセ五目のミックス仕立船。リピーターのお身内5名様ということもあり、「どんな釣り方のリクエストも承ります!」のスタンスでご案内させていただきました。腰を据えて1つのターゲットを狙うのではなく、「何が釣れてもOK」、「ミステリアスな釣行」を予めお客さまにご理解いただき、水深15m程度の砂礫地から、100m以上のディープゾーンまであちらこちらと転戦してきました。結果的に大アジ、良型カサゴといった魚に加えて多種多様な魚達がヒット。(恐らく10目はくだらないかと)船中はスタートからラストまでワイワイガヤガヤと賑わい続けました。
ご来船。皆さまのご希望伺うと、純粋ルアーは2名さま。純粋コマセ五目、ルアー+サバ餌の胴付き、ルアー+コマセ五目が夫々1名さまとのこと。「う~む」と頭を悩ませるも、先ずは水深40~50mの砂泥地ポイントで。相変わらずベイトが多く、時折り水面も沸き立つ。パタパタとイトヨリダイ、大サバ、カサゴ、小アジなどが連続ヒットも狙ったマダイやハタ類の姿はなし。ジグサビキにはベイト(カタクチ、小サバ、小ムツなど)がずらりもチェイスする青物はワカシだけ。雰囲気あるも見切って次へ。
少し浅めの砂地駆け上がり。水深は15~30mでホウボウ、あわよくばヒラメがターゲット。こちらでも小ホウボウやサバが出るもフグ(恐らくサバフグ)に仕掛けをブツブツ切られる状況。浅くなるほどフグ多し…で1時間ほどで退散。沖合のディープゾーンへ。
昨日同様、やや遅めの時間に沖合。水深80~100m。ソナー・魚探にはボトム近くを予想通りアジらしき反応。仕掛け落としていただくとパタパタと中~大アジ。加えて、ルアーでのカンコ(ウッカリカサゴ)、胴付き仕掛けにはアヤメカサゴが連発。ところがここでもサバ比率が高く、サバ:アジ=5:1ぐらい?となかなか厳しい。それでも夏の海らしくアタリは多め。ルアーのお客さまにドン!強烈な引きっぷりからファイト開始。船中皆さま注目の中、5分後に上がって来たのはメーター級のサメ(フトツノザメ)…。(大型根魚だと信じていたのですが(泣))
その後の小移動でも結局終日サバラッシュが止まらず、最後にもう一度砂泥地ポイントへ戻るも、小ハタ(ホウキハタ)、ワカシなどに留まり、11時15分のタイムリミットに。
ミックス船は、ルアー船のようにランガン的に移動できないことからどうしてもエリアが絞られてしまうという制約があるのですが、今日のところはどこに行ってもアタリが多く、皆さま夫々の釣り方を楽しめたのではないかと存じます。こうしたご要望も仕立船であればご相談に応じることはできますので、「あれもしたい。これも試してみたい」のリクエストの声をお聞かせくださると幸いです。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
アジ、サバ(多数リリース)、イトヨリダイ、カンコ(ウッカリカサゴ)、アヤメカサゴ、ワカシ(ブリ若魚)、カイワリ 他