本日(13日)午前は、普段は陸っぱりでのルアーメンお仲間達8名さまを、SLJ(Super Light Jigging)仕立船でご案内させていただきました。当初は小田原方面への遠征…も考えたのですが、ベイトが溜まる福浦港界隈で、主にヒラメ・根魚(ハタ・カサゴ)をターゲットにポイントをランガン。皆さまに頑張っていただいた結果、狙い通りヒラメは「座布団クラス」を筆頭に5枚(ソゲはリリース)、根魚も良型オオモンハタ、キジハタ、ホウキハタ、カサゴなどしっかりと釣果を上げていただけました。船中はスタートから延長した正午までワイワイガヤガヤと賑わい続けました。
台風近付き、ややウネリ気味。5時過ぎに出船。先ずは水深40mライン岩礁帯で根魚狙い。相変わらずボトム~中層までベイト(小ムツ・小サバ・小アジ・イワシなどの混泳状態)が点在。早々にキジハタがヒットも後はカサゴのみ。ベイトにもじゃれつかれ。次のポイントへ。50~60mの砂泥地。ここもベイト多め。ソナー・魚探見ても青物気配は薄く、時折サバ・ソーダカツオの線のみ。再びボトムを丁寧に探っていただく。するとヒラメがポツポツと上がり始め、遂にミヨシのお客さまに特大の「ドン!」竿先が海面に突き刺さる。再三の突っ込みもいなして上がってきたのは特大の座布団。タモで掬うと尾っぽがはみ出る大物。船中歓喜の声、声、声。(その後も同じようなビッグヒットが2回あるも、いずれもフック伸ばされ無念のオフ…)
次に回った浅場の砂浜ではフグと手の平大ショゴ(カンパチ若魚)に悩まされ、再度50~60mの砂泥地に戻る。流し方は変えて浅くなる方向へじっくりと。カサゴの追加にホウキハタ、オオモンハタ、ホウボウ。時折り沸き立つ水面(ベイトのボイル)へのキャストではワカシ(ブリ若魚)も上がるがサイズは…。なお、今日はシイラ・サワラの姿は見えず。
現況です。昨日も書きましたが、福浦港界隈には引続きベイト類が多く溜まっています。但し、これを追いかける青物はわずか。この為、狙いはしばらくヒラメ・根魚になります。ベイト類は10cm前後の小ムツ・小サバ・小アジ・カタクチイワシなど。ワームは特に浅場ではフグに瞬殺されるケースもある為、現在は10cm前後のジグで早く、広く探るのが効果的だと思われます。(ジグサビキの併用も魚種を増やす…という観点で有効です)
釣れた魚(※写真は釣果の一部です。小魚はリリースしていただいています)
ヒラメ(船中⑤、0.5~4.4kg)、オオモンハタ、キジハタ、ホウキハタ、カサゴ、ウッカリカサゴ、ホウボウ、ワカシ、サバ、カイワリ 他