本日(25日)午前はルアー(SLJ)仕立船、リピーターのお2人さまをご案内させていただきました。迷走する台風19号の影響でウネリが残り、ルアーを操るのも少し難儀でしたが、ジグサビキでの大アジ・サバなどに加えて、ベイト(10cm程度のマイワシ)食いの”でっぷりメタボワラサ”が降臨してくれました。お彼岸を過ぎてようやく酷暑が去り秋の気配に。いよいよ本格的な青物シーズンインになったかと(?)
前日の空き状況をご覧いただき、ご予約のお問合せ。飛込み的でしたが5時半に集合いただき即出船。先ずはお土産をしっかりと作っていただくべく、真鶴半島北側の沖合ディープゾーン(水深70~100m)へ。ソナー・魚探反応はここ数日とあまり変わらず。根回り近辺にボトムベイト(ハチビキなど)が溜まり、周囲やボトムベイトのアップレンジにアジ・サバがウロウロしている様子あり。ジグサビキやジグを落としていただくと、素直にバイト。バラシもあるものの25~40cmアップの大アジがサクッと上がる。時折りのサバもご愛敬。また1kgクラスのメジ(黒マグロの若魚)も混ざる。(メジは船長が手で外しオールリリースさせていただきました)
水深40~60mレンジを基本にベイト群が出たり入ったり。そのベイト群が時折り上下に遷移し、隙間が空くこともあり。お客さまに「何かが居る筈なので粘ります」と話していた矢先に特大のドン!掛けた瞬間から走る、走る、走る。ビッグ青物と確信。お客さまのロッドワークに合わせて操船。ファイト開始から約10分後、綺麗な魚体が水面に浮上。タモ入れと同時にお客さまとグータッチ!
その後も順調にアジを追加する中、もう一発特大のドン!残念ながらこちらは直ぐにフックオフ。ルアーにはバレが付き物と雖も無念さは極まりなく…。また最後の小1時間は、福浦港界隈にて底物狙うもサバフグのラッシュ。ルアーに加えて、PEの高切れもあり被害大。特に水深30mより浅場では酷い感じ。狙いのヒラメ・ホウボウなどの顔は見られず、尻すぼみに終わったのは反省点。
現況です。昨日も書きましたが、それなりのウネリが次の日曜日(28日)ぐらいまでまだ残りそうです。水温もやや下がり、海に濁りが適度に入っている為、潮さえ動いていれば魚の活性はさほど悪くはなさそうです。福浦港界隈のベイトは1カ月前から比べるとかなり減少、底物は厳しい状況です。一方、真鶴半島周辺海域ではポイントによってベイト群が散見されます。ルアー(SLJ)はこれを追うイーター(青物・マダイなど)やジグサビキ併用での大アジなどは狙えそうな感じです。今後も適宜レポートいたします。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
ワラサ(6.3kg)、アジ(25~42cm)、サバ 他