本日(17日)はコマセ五目乗合船…でしたが相乗りのお客さまは不在で、船釣りの「酸いも甘いも知られたマスター」2名さまの実質仕立船でのご案内でした。出港直後は比較的静かだったナライ(北東風)が徐々に強まり、風表の真鶴半島北側は波高く、時折りのウネリもありタフなコンディション。また、その後に回った半島南側でも入れ食いとはならず、少しずつポイント移動を重ねてポツポツと積み上げる拾い釣りに。それでも終わってみれば、本カツオ、大アジ、イトヨリダイ、カイワリ、シイラ、メジ(船長が手で針を外し、全てリリースさせていただいています)などが顔を見せてくれました。
本当は14日(火)のご予約。台風23号影響で出船出来ず本日へのリスケジュール。5時半集合で準備整い次第の出船。「先ずはしっかりとお土産を」とのリクエストで一路真鶴半島北側へ。ターニングの三ツ石を周るとそこそこの波浪。そろりそろりと船足を進めてポイント到着。サーチするとボトム近辺に餌取り(ハチビキやシキシマハナダイなどの小魚)がべったりも、その上や周囲にアジっぽい気配あり。また水深20~60mのレンジを時折りベイトボールも通過。青物っぽい反応もあり。仕掛け投入いただくと早速の大アジ。但し連発とは行かずポツポツと。そのうち大きなドン!姿を見せたのは本カツオ。直前に1~2kgのメジ(黒マグロ若魚、オールリリースです)がずっと続いていたこともあり、「またか…」も予想に反する嬉しいゲスト。アジは継続も、8時半のソコリ(下げの潮止まり)を過ぎると、それまで流れていた潮が反流(北西→南東が東→西に)し、食いが極端に悪くなる。船を流し変えたり、小移動後も姿は見えども食わずの状態が続き、また北東風が一段と強くなったことから撤収。ポイント大移動。
半島南側へ。アジ・マダイ狙いで立ち寄った水深75m近辺の砂泥地。ボトムでのアジ狙いも、こちらではイトヨリダイが元気、元気。型も悪くはなく尺上が中心(小さいものはリリース)。アンノウン(正体不明)の大きなアタリもあったもののこちらはバレ。後はサバがポツポツ。また最後の1時間で回った福浦港前では、ベイトに付くフィッシュイーター(青物など)を追いかけてみたものの、残念ながらほぼアタリなし。少し延長し粘ってはみたものの状況好転せずそのままタイムアップ。
現況です。台風23号過ぎてからもずっと雨が続いていますが、逆に水・潮が澄んでおり魚の警戒感が高いです。一方でフィッシュイーターの気配は感じられ、「ベイトが底に張り付く」、「べイトボールの乱れ」は本日も割りと多く目撃しています。落とし込み釣りなどは、対象ベイトの活性に影響されそうですので、ルアー(ジグ)の方がひょっとすると勝負が早いかもしれません。チャレンジャーからのご予約を心よりお待ちしています。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
本カツオ、アジ、イトヨリダイ、カイワリ、シイラ、サバ 他