本日(28日)午前はコマセ五目仕立船、リピーターのお客さまのご家族4名さまのファミリーフィッシングとなりました。ご令嬢さまからのリクエスト…ということで実現した企画。天気も晴れ間で風・波も強くない。「ここで釣らさなければプロの名が廃る」とかなり気合いを入れてのご案内に。あにはからんやスタートから終盤までどこのポイントに赴いても魚のご機嫌がかなり斜め。福浦港界隈→真鶴半島北側→真鶴半島沖合→福浦港沖合→(再び)福浦港界隈と縷々転々も軒並みサイレント(泣)。それでも、序盤~中盤までの絶望的状況の途中「早めにアマダイやりましょう」とオーナーさまからいただいたご要望が奏功、赴いた福浦港沖合でのディープレンジで皆さまアマダイヒット!となりました。うち1尾は「釣れると良いですね」と言っていたシロアマダイ。何とか終盤で一矢報いた格好です。
5時半集合で即出船。リクエストをお伺いすると「どこかでメダイを」との由。先ずは福浦港界隈で。ベイトがめっきり薄くなったものの青物やマダイっぽい大型魚反応は少し。食ってきたのはヒラソーダカツオ、メジ(オールリリース)。長居は無用と直ぐに移動。
次に向かった真鶴半島北側ポイント。ここも明らかにソナー・魚探反応が芳しくない。時折りボトム近辺アジが入り、実際にポツポツ上がるがそれも直ぐにパッタリ。流し変え&周囲探索も不発。1時間半ほど粘るも移動。
真鶴半島沖合。駆け上がりのボトムに沿って漂うシキシマハナダイやヒメダイのアッパーレンジを狙っていただくも本命メダイやキントキダイは食わず。こちらも不穏な空気が漂う。
この時オーナーさまから「アマダイ」をとの声に導かれ向かった福浦港沖合のディープレンジ、ここでようやくアタリが出始める。小振りながら、本命アマダイ、アカボラ(ヒメコダイ)などがポツポツと。こちらのポイントも同一水深帯をショートランガン。ポイントをスレさえないように注意しながら少しずつ拾い釣りに。
沖上がり時間を1時間ほど延長させていただき最後に戻った福浦港界隈のミドルレンジ。こちらではイトヨリダイ、アマダイの追加に成功。「これがラスト一投です」とマイクアナウンスメントの直後、徐々に釣りに慣れてこられたお嬢さまの竿にドン!綺麗なシロアマダイが最後の最後に降臨してくれて晴れて有終の美を飾ることが!
ここ数日間、同じようなことを書いていますが、「今日もかなり苦戦」しました。本日のお客さまには不甲斐ない釣果で大変申し訳なく存じます。
昨年の日記を見るとこの時期どうもあまり芳しくないようです…。但し、”もし”昨年の日記通りだとすると、11月上旬からは割と好調な期間が続き年末までしっかり…という感じでした。今年もそろそろ”秋の爆釣月間”突入となって欲しいところです。
11月の土日祝日はほぼ予約が埋まりましたが、12月はまだまだ空きが多いです。個々にお問合せくださると幸いです。(特に土日祝日の仕立船はお早めに!)
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
シロアマダイ(船中①、32cm)、アカアマダイ(船中⑥、20~30cm)、アジ、ヒラソーダカツオ、アカボラ、イトヨリダイ、ヒメダイ 他
