釣果速報 ①

本日(4日)午前はルアー(SLJ)乗合で出船。人生初のルアー釣りという小学4年生と3年生(と付き添いの親御さま1名)を含む5名さまを福浦港界隈でガイドさせていただきました。木枯らし1号が吹き、急に肌寒くなりましたが、昨日までの強風は概ね治まり波も静かなベストに近いコンディション。スタートから最後まで皆さまに一生懸命シャクっていただいた結果、青物(カンパチ、イナダ)の顔は見られずも、良型オオモンハタ、アカハタ、ホウボウといったゲームフィッシュがバイト!竿を絞り込んで楽しませてくれました。お子さま達も自力でルアー(ジグ・ジグサビキ)を落とし、底を取って巻上げ、しっかりとゲットしていました。(お見事でした!)

5時半集合でご乗船手続き後に即出船。ポイント到着前にお子さま達へ釣り方レクチャー。特にリールとロッドの扱い方やジグの着底確認と巻上げは実演付きで念入りと。小学生といえども普段餌釣りもされているとの由で直ぐに慣れていただける。(実践見ていましたが、子供の上達は早いですね)

お持ちいただいたジグのうち30~60gで通用するレンジ(15~60m)を本日メインとさせていただくことに。最初は20mゾーンからドテラ(船を風上に対し真横に向けて自然に)流しで。すると直ぐにサバがヒット。エソやサバフグといったルアーのあるあるゲストのお邪魔はあれど、アカハタ、オオモンハタなどがパタパタと続く。「こんなおもちゃみたいなので釣れるの?」→「ハイ、釣れました!」。半信半疑が確信になるとお子さま達、眼の色が変わる。シャクる力も一段と増し、その後レンジが深くなってもしっかりと釣りが成立。(親御さまにも何とか顔が立ち船長もホッと胸を撫で下ろしています)

「今日はまったり釣行。半分クルージング気分で」と仰っていたルアー常連のお客さまにも、良型オオモンハタ、ホウボウなどが続けてヒット。(流石です)

ただ惜しむらくは、昨日までは上がっていた青物(カンパチ、イナダ)が今日は不在。小サバが多めでシイラもわずかだけ。はっきり出ていた潮目に沿って船を流すと、底物(根魚、ホウボウ)がそこそこ元気だったのは救いも、もう一つ波に乗り切らないうち11時過ぎのタイムリミットに…。

現況です。水質(ややクリア気味ですが)や潮流れは決して悪くはなかったと思います。残念ながら、本日は海鳥少なく目立ったナブラもなし。海中のベイトがやや散ってしまっており、ここ1週間では少し厳しい状況でした。とはいえ、朝方のパタパタとした魚のヒット具合(ゲストも多かったですが)からすると、活性が落ちた…という感じは受けません。ちょっとしたきっかけでベイトが戻り、また青物・底物が大挙付いてくることに期待です。

釣れた魚 (※釣果は写真の一部です)

オオモンハタ、アカハタ、ホウボウ、サバ、カイワリ、イトヨリダイ 他