本日(6日)午後はリクエストにより、ティップエギング→カワハギのリレーで出船しました。常連2名さまのご案内。予報以上に北東風が強く(海上5~8m程度)「ドテラ」(船を風に対し垂直方向に向けて風&潮流に自然に流す操法)の船があっという間に流される状況。前半のティップエギングは底取り、アタリ取りも難しく、小1時間で切り上げとなりましたが、後半のカワハギはこまめなランガン(1ヶ所であまり時間を掛けずに数投で移動)が奏功、ゲストも含めて常にアタリがあるポイントでしっかりと釣果を上げることができました。お客さまのアドバイスとテクニックにも大感謝です。
12時15分集合、準備整い次第即出船。前半は福浦港界隈でのティップエギングからスタート。ところが北東風がやけに強め。加えて風がくるくると舞い船が流れる方向もままならない。この為、重めのエギを落としても底取りまでに時間を要する上、ふわふわと漂う始末。風裏に近いポイントで2、3度アタリはあった様子も乗せられず…。エギロストもあり、見切り早めの撤退。
13時半頃から、真鶴半島南側に沿ってのカワハギランガン開始。これまでの経験から「その日に釣れるレンジ(水深)と地形は一定」と信念持って、今日のレンジと地形のサーチ(探索)。シャローレンジから少しずつ移動毎に下げていく。GPSプロッターと魚探を睨みながら”らしい”地形とその周辺を探っていただく。何度目かの移動重ねた小1時間経過後、念願の1尾目が降臨。その後も本命が続く。お客さまからは「このポイントはゲスト(ホウボウ、サバフグ、キタマクラ、エソなど)も居るけれど直ぐにアタリが出るよ」、「ここは動かない方が良い」とのアドバイスに素直に従う。
「アタリ途切れるまではここで」と相変わらず強風下でくるくる回る操船に難渋しながら、16時半までの約2時間ずっと同じポイントで粘り切る。お2人同時ヒットもあり、また型もそれなりに揃う。何よりも肝がパンパンとなり、2週間前よりも膨れているのがよくわかる。(美味そう!)
最後の30分間は新規開拓にお付き合いいただく。以前から気になっていたフラットな地形や根の上などもトライいただくが、残念ながらゲストのみでお代わりはならず。西の山の端に夕陽が沈み切った17時前に納竿。
昨日まで僚船からは「カワハギ不調」との由でかなり不安を抱えての出船でした。本日は何とか口を使ってくれました。信念を最後まで貫いて同じポイントで粘ったことに加えて、何よりもお客さまの見識と腕に助けられた釣行となりました。今後私自身もお客さまとともに成長していきたいと思います。(ティップエギングのリベンジはまた宜しくお願いいたします)
釣れた魚 (※釣果は写真の一部です)
カワハギ(2名さま、⑨~⑫、18~28cm)、ホウボウ 他
