釣果速報 ①

本日(8日)午前はコマセ五目→アマダイのリレー仕立船、6名さまをご案内させていただきました。北東風が予報以上に強く、風表の真鶴半島北側では波がばっしゃん、ばっしゃん。タフコンディション下での前半戦コマセ五目はサバに悩まされ続けて玉砕…。早めに切り替えた後半戦アマダイは、10日前に好調だった同様のレンジ&地形でトライ。すると大型アマダイ(48cm)筆頭に尺上がポツポツと。またラスト1時間は昨年この時期に好調だったシャローエリアを狙うと、計ったように良型シロアマダイ(44cm)がヒット。1.5kg近い特大オニカサゴや良型イトヨリダイなど多彩な高級魚達の顔を拝むことができました。

ご要望により、5時半集合→13時半帰港のロングランでのチャーター。事前に細かくご相談させていただき、コマセ五目→アマダイのリレー出船で。

先ずはコマセ五目から。前日アタリが続いた真鶴半島北側を目指す。三ツ石を周ると予報以上にナライ(北東風)が強く、それに煽られ波が高い、高い。慎重に進み、やっと入ったポイント。潮具合はカシマ(南東→北西)気味。ソナー&魚探チェックするとまあまあの雰囲気。混泳魚群が出入りしており、時には中層にベイトも。「これは行けるかな…」との思いが見事にスカ。上がってくるのはサバばかり…。アジも顔出すものの、比率で言うと9:1位?お祭りにも泣かされ続ける。周辺を探ったり、沖合に移動しメダイ、マダイ狙うもこちらはアタリすらなし。目論見では「11時まで」と決めていた時間より2時間も早く福浦港側でのアマダイへ切り替え。

次ぎのアマダイ。先々週好調だったポイントをイメージし、同様のレンジ&地形でトライ。1投目から35cm程度のアマダイヒット。その後も大型アマダイ(48cm)筆頭に、数こそ多くないものの尺上の良型が続く。ランガン中、外れはあれど狙ったポイントではゲスト(アカボラ、アヤメカサゴなど)も含めてアタリは多め。やや西側ポイントで特大の「ドン!」、ミヨシのお客さまの竿が叩かれている。一瞬「サメ?」と思わしきも上がって来たのは真紅の特大オニカサゴ。45cmアップのこのサイズは久しぶり。

また最後に回ったシャローエリアは「確率は悪くなるがシロアマダイ狙ってみます!」とお客さまに宣言して向かったもの。終盤、狙い通り良型シロアマダイが「ドン!」。(船長としては「会心の一撃!」となりました)良型イトヨリダイや小アマダイも追加できたところでお開きのお時間に。

この数週間ではワーストに近かった前半戦の「大雨」が、何とか後半戦の「晴れ」になりました。多分に運に恵まれたのは事実ですが、何よりも最後の最後まで諦めずに誘いを続けて、素晴らしい釣果を上げていただけたお客さま皆さまに大感謝です。次回はマクリではなく、スタートダッシュで余裕を持ってとものまるでの釣りをお楽しみいただきたく精進します。またのご利用お待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

アカアマダイ(⓪~⑤、20~48cm)、シロアマダイ(船中①、44cm)、オニカサゴ(1.5kg)、アラ、アヤメカサゴ、アジ、ヒラソーダカツオ 他