釣果速報

他港の釣り船と異なり、釣れなかった日ははっきり書こうと思います。本日(16日)はこと厳しい釣果でした。

昼中(9時集合&即出船→15時帰港)でのコマセ五目仕立船にて3名さまをご案内。快晴、凪ぎ、潮は澄み&ほぼ動かず…というバッドコンディションに四苦八苦。東奔西走してポイントを廻り、船の流し方、釣り方、棚の取り方などあの手この手を使って挑んでいただくも、とにかくアタリを出すのが難しい状況が終日続きました。10~11月で最も冴えない釣行となり、お客さまには多々ご迷惑をお掛けしたことと存じます。

そんな中でも1尾ずつとはいえ、皆さまにアマダイがヒット。また、45cmギガアジや良型イトヨリダイなど何とかお土産が出来たのが救いとなりました。

9時過ぎに出船。オールレンタルにて福浦港前で10分程度のガイダンス、いざ実践へ。ミドルゾーンで直ぐにイトヨリダイが来るも単発。「最初はこんなものかな」とまだまだ軽い心持ち。昨日アマダイ好調だった沖合ポイントへ移動。

こちらでは底物狙いに徹してボトムからの指示棚方式(「下から●mで」)に変更。早速アタリあり、アマダイとイトヨリダイ追加。しばらくするとミヨシ(船の前甲板側)のお客さまにドン!竿先が海面に突っ込んでいる。巻上げいただくも、無念の途中バレ。何度も竿を力強く叩いていたことから、恐らくはマダイか大型アマダイ。(私の電動リールのドラグ調整が甘かったか…逃がした魚は大きいです(泣))

この後もしばらく粘り、他のお客さまに大アジヒットするなど船内賑わうも、とにかくアタリが乏しい…。移動決断。

13時過ぎに真鶴半島北側へ。沖合ディープゾーン中心にアジ狙うもアタリなし。潮がとんと動かず。魚探に見えるベイト群(恐らくマイワシ)は多数も周囲に青物やアジ、サバの気配も薄い。「この反応で食わないか…」と嘆き節が出るほど。(このあたりから既に背中に大汗でした)

その後は徐々に水深下げながらアマダイポイントをサーチ。とあるレンジでポツポツとヒット。何とか皆さまにアマダイがヒット。但しこれも単発的で次に仕掛けを落としてもサイレントな状態が多く、時間だけが過ぎていく。

最後に一縷の望みを掛けて、もう一度アタリ多かった福浦港沖合ポイントへ。到着直後にチカメキントキ、イトヨリダイなどが上がるも結局最後までパッとしないまま。15時沖上がりとご諒解のうえ少し延長し、頑張っていただくも追加なく無念のタイムアップ。

現況です。潮が澄んでおり透明度が高い為、魚の警戒心はMAXに近いと思われます。加えて、潮が動かない時間帯も長く、魚が口を使っても一瞬で終わることが多い感じです(ソナー・魚探反応は悪くなく見えましたが…)。こんな厳しい状況下でも、昨日や本日のお客さまの様子を見ていると、置き竿のままよりは、誘い・底の取り直しと少しでも手を動かしていただくことで、「アタリが増えているかな」と感じました。

昨年は11~12月と割と良い釣行を続けていられたのですが、こと今年は今のところ冴えない…というのが正直な感想です。それでも「我こそは!」のチャレンジャーがいらっしゃいましたら是非お問合せください。お待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

アマダイ、アジ、サバ、イトヨリダイ、チカメキントキ 他