本日(13日)午前はコマセ五目仕立船、ご家族3名さまのご案内でした。
湯河原町は最低気温が5℃を下回り、恐らく今季一番の寒さ。昨日の北東風は大分落ち着いたものの風裏の真鶴半島南側はともかく北側~沖合はウネリが残っており、決して「釣り日和」とは言い難い状況。
一方海の中は全体的に渋いといえど、丁寧にポイントを探ると良型のメダイ、イトヨリダイがしっかりとヒット。それなりに熱い釣行となり、お客さまからは「良い釣り納めが出来ました」と実にありがたいお言葉をいただいています。
6時出船。お土産作りも兼ねて、半島南側の福浦港界隈からスタート。2流し目からイトヨリダイがポツポツと。船中3本の竿のどれかにアタリがある状況がコンスタントに続く。但しサイズはバラつき、20~40cm近いものまで。このポイントはアマダイ、大アジなども交ざることが多いものの、残念ながら今日は圧倒的にイトヨリダイ優勢の日。お土産作りの目的は達成できましたが…。
8時半過ぎに大きく移動、半島北側へ。最初に入ったポイントは、ベイト群(ウルメイワシ)がミドル~ボトムまで多数点在。但し、それを追う青物っぽい気配は薄め。先潮(北→南)がかなり速く流れていたこともあり、早々に沖合へ移動。
沖合ポイントは幾分潮が緩み、北西→南東へと少し変化。東側の掛け下がりポイントは気配なく西側へ。潮に合わせて船を流していくと、時々大型魚っぽい群れも船下に入る。ミヨシお2人のお客さまにドン!お1人は残念ながら途中で針を伸ばされてのフックオフも、女性のお客さまは無事にメダイゲット。このライン沿いをその後も流し続けることに。時折りメジ(黒マグロ若魚、全部リリースにご協力いただいています)の邪魔が入るも、遂にトモのお客さまに特大のドン!長めのライトロッドの穂先を海中まで引き込み、時間を掛けながら上がって来たのは良型メダイ。ナイスファイトの末、無事にランディングネットへ収まってくれました。
11時を回り最後は福浦港前のミドルゾーンでトライ。タイムリミットまで20分ほど。こちらでもイトヨリダイを追加できたものの、とうとう紅い本命(マダイ)の顔は見られず納竿に。昨年のこの時期は、ポツポツとマダイが拝めましたが、どうにも難しい魚となってしまった感があります…。
本日は上手いタイミングでポイントに入ったのだとは思いますが、ソナー・魚探で捉えたメダイはしっかりゲットできました。船を流しながらマイクで実況中継。「今はいません」→「右前から船の真下に入ってきました。チャンスです。棚を●mに変えてみてください」→「ドン!」のパターンでした。
鍋、刺身、焼き(塩、西京漬け)何にしても上質な白身を楽しめるメダイ。いよいよシーズンインになってきたことかと。今月の土日、また年末・年始もまだまだ空きがあります。チャレンジャーを引き続きお待ちしています。
釣れた魚(※写真は釣果の一部です)
メダイ(船中②、1.5〜3.6kg)、イトヨリダイ 他
