釣果速報

本日(20日)午前はコマセ五目乗合船で3名さまをガイドさせていただくも、実にツラい釣行となってしまいました。

直近の状況から「マダイ、メダイ狙いで何とかなると思います!」と大見得切ってポイントを廻って行くも、前半2時間はゲストのアタリすら殆どない始末…。3箇所目に廻った真鶴半島沖合ポイントでチカメキントキなどが顔出し始めるも、どうにも後が続かない。絶望的な状況。それでも、迷走後の福浦港界隈のミドルゾーン。ボトムを丁寧に探っていただくと40cm級を筆頭にパタパタとアマダイ、恒例のイトヨリダイが上がってくれ、船内の活気とともに何とかお土産を作っていただく時間帯がありました。

6時過ぎに出船。22日が冬至でまだ薄暗い。ほぼ無風で波も穏やかの海を東へ進む。最初は真鶴半島北側の岩礁帯でマダイ狙い。ベイトは多くまたそれっぽい反応もあるが不発。沖合へ移動するもこちらもひっきりなしにベイトが船下を出入りするも、それを追う魚は留守。潮も止まり気味(満潮は6時前)で活性低めでサイレント状態。

8時半頃、前々回、前回と比較的アタリが出たポイントへ。潮は先潮(北→南)でやや速め。サーチするとベイトに加えて、メダイ、チカメキントキらしい反応も混ざる。ボトムからやや上のレンジをトライいただくと、ようやくチカメキントキがポツポツと。ただ、型はまあまあも単発的で後が続かない。トモのお客さまにビッグヒットがあるも、あと10mの水面下で痛恨のハリス切れ。(重量感とトルクある引きはメダイだったか?)

規定11時までは真鶴界隈で粘る。アジ、チカメキントキの追加あるもどうにも煮え切らず。その後、アタリを求めて福浦港界隈のミドルゾーンへ。ここは魚種を問わず多彩な魚の顔が見られるエリア。砂泥地で根掛かりも少な目の為、ボトムまで一度落とし、そこから仕掛け長さ+αを上げていただく手順に変更。すると予想以上にアマダイが元気。30分程度の短い時間帯ながらパタパタと船中で6尾。サイズは25㎝程度がアベレージも、MAX40cm弱の良型も混ざる。(この他にイトヨリダイ、トラギスなど)やや後ろ髪引かれる思いで、時間延長。12時15分に納竿。

「最初からアマダイ狙っておけば景色変わったかも…」と後悔の念を持ちつつ、沖上がり時にお客さまにお詫び。それでもニコニコしながら、「お土産できたから」、「アマダイ釣りたかったんです」、「楽しかったです。いろいろ教えてもいただきありがとうございました」というありがたいお言葉。本日は、兎に角、厳しくご迷惑をお掛けしてしまったのですが、心情的には救われました。(謝)またのご来船を心よりお待ちしています。

釣れた魚(※写真は釣果の一部です)

アマダイ(⓪~④、20~40cm)、チカメキントキ(⓪~③)、アジ、イトヨリダイ 他